2012年9月6日

交歓演奏会「絆」

開演 外はまだ薄明るい午後6時。コーラスおおるりと地元合唱団ノヴォヴィエイスキの交歓演奏会が開演しました。舞台のカーテンが開くと、浴衣姿のおおるりのメンバー。初めて見る浴衣に会場は拍手喝采です。女性の司会者が出てきて簡単な挨拶があり、その後ミロスワヴ氏が出てきて私たちの説明を始めました。八王子はどんなところか、とか、歌う曲はどんな内容か、とか…あの、まだですか?いつまでしゃべるんでしょう?舞台の上で身じろぎもせず待つのって、すごく大変なんですが…。母と私の紹介が済んでもまだ続くお話。こちらは言葉がわからないので待ち時間が長く感じられます。結局歌いだしたのは、カーテンが開いてから15分後でした。

コーラスおおるり まず歌ったのは「ガウデマーテル(Gaude Mater)」です。プログラムには載せていないのですが、ポーランド第2の国歌ともいえるこの曲を、敬意と感謝をこめて歌いました。歌いだした途端、客席のお客様が一斉に立ち上がり、直立して聴いてくださいました。大事な曲なんですね。

コーラスおおるり 第一部の曲目は「ふるさと」「東北のおもちゃ歌」「さくら」です。「東北のおもちゃ歌」は6曲からなる組曲で、太鼓が入ったり鈴を鳴らしたり、変化があって面白い歌です。黄色いたすきの先に鈴が付いています。歌に合わせてシャンシャンシャン…結構練習してきたんですよ。あ、もちろん「さくら」の時はたすきを外しました。客席は興味津々、楽しそうに聴いてくれて良かったです。

ノヴォヴィエイスキ 続いてノヴォヴィエイスキの演奏です。その歴史は古く、元は1924年に創立された混声合唱団で、そのなかから1933年に男声合唱団として設立されたとのこと。海外でもコンサートをしているとか。今回はポーランドの民謡を4曲歌ってくださいました。
 ここで休憩が入りました。通常このくらいの規模のコンサートだと休憩を入れないことが多いそうなのですが、着替える時間が欲しい!という私達のために休憩を入れてくれました。

コーラスおおるり 第二部の曲目は「花の街」「しゃぼん玉」「七つの子」「赤とんぼ」「荒城の月」「証城寺の狸囃子」です。瑠璃色のドレスに白いブラウス。これがコーラスおおるりのユニフォームです。ドレスと共布のコサージュがついているのですがわかりますか?たくさん拍手をいただいて、アンコールに「夕やけこやけ」を歌いました。

合同演奏 ノヴォヴィエイスキのメンバーが舞台に上がってきて合同演奏です。おや、中には「ポンポコポン!」と口ずさみながら歩くメンバーが…「証城寺の狸囃子」のさびの部分です。ノリがいいので覚えてしまったようですね。合同演奏は2曲。まずは母の指揮で「はるかな友に」を歌いました。リハーサルでは苦労していたのですが本番はバッチリ!さすが!そして2曲目はシェリガ氏の指揮で「シュワジェベチカ(森へ行きましょう)」をポーランド語で。こちらもリハーサル通りバッチリうまくいきました。舞台も客席も大いに盛り上がり、コンサートは大成功でした!
 さあ、もう一度着替えてこの後は親睦パーティです。

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