2014年5月31日
親睦パーティ
文化センターの2階にやってくると、パーティの用意が整っています。両国の国旗とベークシュチャバの旗が我々を待っていてくれました。
まずハンガリー側の挨拶があり、名産のサラミがふるまわれました。バゲットの上に載せてあります。写真は私が一つ取るところ。パプリカがきいていておいしかったです。
ところで団員たちが再び浴衣になっているのがわかりますか?
乾杯の後、何はともあれまずはお食事という事になりました。後方のテーブルにたくさん用意されています。サンドイッチというか、パンにいろいろな物がのせてあります。結構野菜もたくさんのっていますね。今回は立食でなくちゃんと椅子があるのがうれしいです。とはいえ全員分の椅子はないので、立って食べる人もいましたが。
もちろんデザートだってたくさんあります。なにせ私達とショパンコーラスの面々、ポーランド・ハンガリー友好協会の方々、今回の交流に携わった市役所の方や議員さんなどで部屋はいっぱいです。
飲み物です。ミネラルウォーターはもちろん、ワインやジュース、それから例の自家製蒸留酒…。もちろん我がおおるりの黒一点はありがたく頂戴していました。まぁいいか。コンサートは終わったし。酔っぱらわない程度にしておいてくれれば…
人心地着いたところで日本文化の紹介を始めます。簡単に説明をした後はそれぞれのコーナーで楽しんでいただきます。実は一つずつ順番にしていく予定でしたが、結局予定通りにはいかずみんなごちゃごちゃに。時間の都合もありますから仕方がありません。
こちらはお茶です。スペースの都合でお客様が向かいではなく隣に座るハメに。神妙に味わっているのは確か市議会の議員さんだったような…。お味はいかが?
書道コーナーです。山、川といった比較的やさしい字から、愛、春、といった字まで様々な見本を用意しました。字の意味を説明した後、お好きな字を書いていただきます。
難しいだろうに人気のあったのは「春」でした。アグネシュ先生が選んだのもこれ。ちゃんとサインも入れてパチリ!
いよいよ盆踊りの時間です。これがあるから浴衣に着替えたのです。折り紙や書道は洋服でもできないことはありませんが、盆踊りはやっぱり浴衣でなくちゃ!今回用意したのは「東京音頭」と「炭坑節」です。来る前に皆せっせと練習してきたんですよ。
なぜか「炭坑節」の方がうけました。振付がわかりやすかったのかしら?気が付けばハンガリーの人達も加わって輪になって踊っています。アルコールが入っている人もいるので盛り上がります。
和やかに打ち解けたところでプレゼントの交換。市からは名産のサラミとワイン、市の変遷を記した豪華本、市出身の写真家の本などをいただきました。またショパンコーラスのマウゴジャータさんからは近郊の民族衣装を着たお人形を。かわいいでしょう。こちらからは八王子名産「東京こけし」をお渡ししました。合唱団員同士の交換プレゼントもあって、本当はその場で開けて楽しみたかったのですが時間が…。やっぱりおしてしまいました。残念ながらそれぞれ持ち帰ってから楽しむことに。
誰からともなく歌いだし、みんなで合唱。こういう時一緒に歌える歌があるって素敵ですね。
たくさんのお土産と思い出を持って、歩いてホテルに帰ります。くだんのお酒を飲んだK氏が大声で歌っています。だめですよ!もう10時過ぎなんですから。でも歌いたくなる気持ちはわかります。交流は大成功でしたね。おや?見れば朝あったテントがひとつ残らずなくなっています。撤収も早いですね。でも今夜はゆっくり寝られそうです。皆さんお疲れ様でした。