2017年5月13日

コンサート開幕

開演前
開演前の一コマ

 今夜のコンサートは私達も客席で聴くことができます。開場時間の少し前に控室から下りてきたところ、イヴァン・ツァンカルの団員に呼び止められてハイ、ポーズ!この後客席の定位置に座りました。

開場
邦人のお客様

 開場は19時、開演は19時30分です。まだ外が明るいですね。入り口ではウェルカムドリンクがふるまわれます。日本大使館が在留邦人に一斉メールでお知らせしてくれたとかで、スロベニアにいる日本人が聴きに来てくださいました。

開演
コンサート開演

 定刻になり、第1回混声合唱イヴァン・ツァンカル・ブルフニカ国際合唱祭『青空の下の赤い花』開演です。まずは主催のイヴァン・ツァンカルが1曲披露します。ああ、やっぱり、とても上手い…プロ級です。週2回の練習はだてではありません。声の質がそろっているしハーモニーもきれいです。

司会者

 ここで司会者登場です。おそらくは合唱団の紹介などを話していると思われます。最後に指揮者を紹介して演奏を促すスタイルです。前回のハンガリーもポーランドもこのパターンでした。今までと同様、彼女も良くしゃべります。いや~な予感がします。5~6分だったでしょうか。イヴァン・ツァンカルの指揮者を紹介して引っ込みました。短い短い!このくらいなら待っていられます。この後も彼女は舞台上で合唱団が入れ替わる時に出てきて話をしました。スロヴェニア語がわかれば面白いのかもしれませんが…。

イヴァン・ツァンカル・ブルフニカ
イヴァン・ツァンカル・ブルフニカ

 イヴァン・ツァンカルの演奏再開です。上手いです。この次に演奏するのでなくて本当に良かった。宗教曲っぽい曲にポップスっぽい曲に…え?「ふるさと」?!しかも日本語で!さすがホスト。嬉しい演出というか選曲です。ア・カペラ(無伴奏)で4曲、圧巻でした。

男声合唱団シュティングルツ
男声合唱団シュティングルツ、ボロウニツァ

 次は男声合唱団シュティングルツです。ボロウニツァというのは地名のようです。我々と同じくらいの年代でしょうか。腕前の方も普通でホッとしました。ア・カペラで3曲演奏しました。

女声合唱団トーニャ
女声合唱団トーニャ、ボロウニツァ

 今度は女声合唱団トーニャです。ここは楽しい曲を披露してくれました。手拍子や足拍子など体を使って表現しています。衣装もね、一見同じようなのですがよく見ると首回りや裾まわりが違うんです。個性的だけど全体としてはそろっている。こういう合わせ方もあるんですね。勉強になります。ここもア・カペラで3曲演奏しました。

クラパ・スシツァ、シェンティヤコブ・オブ・サヴィ
クラパ・スシツァ、シェンティヤコブ・オブ・サヴィ

 続いてクラパ・スシツァ、シェンティヤコブ・オブ・サヴィです。アコーディオンとギターの伴奏で3曲歌います。ピアノと違ってどこにでも持ち運べるので良いですね。左端の人がリーダーらしく指揮しながら歌っていました。

混声合唱団リパ
混声合唱団リパ、シェンパス

 混声合唱団リパはア・カペラで3曲演奏。ここの特徴は指揮者です。後ろ姿は別に何でもないのですが…

リパの指揮者
個性的な指揮者の衣装

 ね。なかなかのインパクトでしょ。手にしているのは最初の音取りに使った鍵盤ハーモニカです。

女声合唱団プレシェルノウケ
女声合唱団プレシェルノウケ、シベニク

 女声合唱団プレシェルノウケです。指揮者のスカートはバルーンスカートのようですね。先ほどのリパの衣装がインパクト強かったので普通に見えます。合唱団員のおそろいのオレンジのネックレスがキュート。ここは5曲歌いました。一つ一つの歌は短かったです。もちろんア・カペラです。基本、コーラスはア・カペラなんです。ピアノは私達のために用意してくれたんですね。
 実は彼らの持ち時間はだいたい7~8分だったようです。当初イヴァン・ツァンカルと私達だけの予定で始まった企画でしたが、街のイヴァン・ツァンカル(作家の方)記念祭の時期と重ね、他からも合唱団を呼んで国際合唱祭にしたのです。クロアチアから来た合唱団も入っています。7団体出演することになり持ち時間が短くなったんですね。私達は遠く日本からの参加という事で特別に15分いただきました。さあ、いよいよ出番です!

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