2006年10月2日 

打ち上げ会

 恒例の打ち上げ会が某寿司屋で行なわれました。みんな早くから来ていたらしく、写真の交換やら何やらで盛り上がっています。国際交流センターのW氏とSさんも加わって、まずは乾杯!といっても私は運転手。ウーロン茶でがまんがまん。
 今回は皆さんにご迷惑をおかけしたので、母の挨拶はお詫びから始まりました。でもコンサートなどの交流はうまく行きましたよね!楽しかったですか?の問いに、皆さん笑顔で答えてくれて一安心。後は食事をしながらの歓談となりました。

 I氏が撮りためたビデオを編集して持ってきたので、早速映して見る事にしました。思い出話をしながら見るのは楽しいですね。でもコンサートの部分は真剣に見ていました。自分達の歌う姿って、なかなか見ることがないですから。着替え中で聴けなかったズヴォボダの演奏も楽しむことができました。それにしてもビデオ編集の凝っていること。タイトルの文字は入っているし、場面転換には特殊効果が入って、まるでテレビ番組みたい。パソコンってこういうことをするためにあるんですねえ・・・。
 そうそう、あちこちから写真をいただきました。自分のカメラには自分は写っていませんから、写真の交換は楽しみの一つです。特に今回はほとんど写真を撮っていないので、いただいた写真は大切にアルバムに収めさせていただきます。私達が行けなかった観光地の写真も見せていただきました。ビデオと写真を見ているうちに、なんだか自分も行ったような気になります。不思議ですね。
 本当は今日に間に合うように、コンサートのCDとDVDを作りたかったのですが、できませんでした。皆さんにお詫びをして、出来上がったらちゃんと配るとお約束。なるべく急ぎますね。

 賑やかに楽しい時間が過ぎ、打ち上げ会が終わりました。ちょっと寂しくなりますね、と言っていたら、もう忘年会の計画が持ち上がっています。さすが「コーラスおおるり」、結束力がありますねぇ。感心しながら会場をあとにしました。6回目の海外演奏旅行が終了です。皆さん、お疲れ様でした。

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 旅行記を書き終えて、改めてあの日々を振り返ると、たくさんの笑顔を思い浮かべることができます。ミレナさん、ツヴィトカさん、ズヴォボダの皆さんやズドラウツ氏、ドライバーさんにガイドのマヤさん、日本大使ご家族、書記官ご夫婦、コンサートを聴きに来て下さったリュブリャーナの人たち、病院の先生方に看護婦さん、現地スタッフのNさん、国際交流センターのSさんとWさん、そして「コーラスおおるり」の皆。たくさんの笑顔に囲まれた旅でした。

 今回初めて大使館のお世話になりました。時間を割いてコンサートに来てくださっただけでなく、救急患者に付き添って通訳までしていただきました。あの時あの場所にいてくださって、本当に助かりました。嫌な顔ひとつせず、深夜までお付き合いいただいて、心から感謝しています。何かあった時、とっさの時にその人の真価がわかると言います。予定外のトラブルに真摯に対応してくださったスロヴェニアの日本大使館のスタッフに頼もしさを感じました。この人たちに守ってもらえるなら、安心してスロヴェニアに滞在できる、そんな気になりました。大使館との接点が普段ありませんから、余計に心に残りました。
 帰国する時にはもめた保険会社ですが、帰国後の手続きは丁寧で、保険金はすぐに支払ってくれました。まさかの時のための保険ですが、入っていて良かったです。ま、使わないにこしたことはないですが・・・。母ももうすっかり元気になりました。腕を怪我した団員も、だいぶ良くなったようです。

 それにしてもしみじみ感じたのは言葉の大切さ。病院の先生たちは英語が出来るのです。私がもう少しきちんと英語が出来たら、もう少し人様に迷惑をかけないですんだかもしれません。医療用語は無理でも、こちらの状況を伝えられるくらいにはなっておかないといけないなと痛感。ドイツ語は読むのはともかく話す方は忘れてしまいましたし、あれもこれも中途半端になっているのはダメですね。猛反省しました。

 なんだかんだで6回の海外演奏旅行を行なった「コーラスおおるり」です。参加した皆さんの中に良い思い出が残ってくれれば、それに勝る事はありません。楽しかったと笑顔で言っていただけると、本当に嬉しくなります。皆さんと一緒に楽しい旅行ができて良かった。色々思い出しながら、心からそう思います。参加した方、かかわった方全てに感謝して、この旅行記を終わります。ありがとうございました。

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