2006年9月17日 その2

トラブルと吉報と・・・

 昼食の後は昨日と同じホテルのブルーホールで練習です。でもここであまり頑張ってしまうと、本番疲れてしまいます。発声練習をし、軽く流すだけにしました。
 一度部屋に戻って、荷物を持って軽食時間に集合です。コンサートは夜7時から。夕食をその前に食べるのは不可能です。かといって昼食の後何も食べないで本番は厳しい。軽くサンドイッチとお茶でおやつを食べてからの出発になりました。でもまだ食べる気になれない人も。部屋に持ち帰って好きなときに食べるという選択をした人もいました。実は母もその一人。練習後、疲れたと部屋でのびていました。2年前のフィンランドのときより疲れやすくなったかな、トシかな、と気軽に考えていたのですが・・・。

 衣装や道具を詰め込んで、いよいよコンサート会場へ出発です。あらら、また雨が降ってきてしまいました。なんとなくホテルを出たところで立ち止まってしまいます。ホテルの正面玄関は回転ドアです。日本のより気持ち回転が速い。こちらの人の足が長いせいでしょうか。ただでさえ気持ちが落ち着かないところに、回転ドア、出たところで人だかり・・・。あっと気がついたときには一人転んでしまっていました。あわててドアを手で押さえ、仲間に助け起こしてもらったのですが、腕を下敷きにしてしまっていました。嫌な予感。これはひょっとすると折れているかも。バスに乗り込み会場に向かう中で相談し、病院で見てもらうことにしました。今日は日曜日、救急病院しか開いていません。コンサート時間までに戻ってこられるか、微妙なところです。でも一刻も早くお医者様に見ていただいたほうがいいということで、会場に着くや否や現地スタッフのNさんとともに病院に向かいました。お天気といい、回転ドアといい、今回はちょっとついていない感じです。

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控え室 病院へ向かった仲間を見送った後、嬉しい報告がありました。ここスロヴェニアの日本大使館は今年の春にオープンしたばかりです。その大使館から今回の交流コンサートを後援してくださるという正式な通知があったのです。しかも、後援第1号!通知書類のコピーを全員にください!となったのはいうまでもありません。控え室は一気に賑やかになりました。もう少し早くはっきりしていれば、プログラムに後援の名前を載せることができたのに残念。司会の方にアナウンスしていただくことになりました。今夜は大使ご家族と、書記官の方がお見えになることになりました。だんだん気分が盛り上がっていきます。

 会場でビデオを設置したり、録音の準備、太鼓用の台の位置決めなどしているうちに、あっという間に時間が過ぎていきます。短いリハーサルを終え再び控え室へ。ドレスに着替えて、いざ、本番!です。

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