2012年9月10日

ポーランドからウィーンへ

空港にて 今日はワルシャワを立ち、ウィーンに向かいます。すっかりなじんだアンジェイのバスで空港に向かいます。渋滞に巻き込まれることもなく空港に到着。ここでアンジェイとはお別れです。ポーターのいないホテルで荷物を2階にあげてくれたり、コンサートの後「GOOD!」と言いながら親指を立ててくれたり、いつもにこにこして私達を運んでくれた名ドライバー。お世話になりました。
 アリツィアはチェックインの手伝いをしてくれるので空港に一緒に入りました。ごちゃごちゃした手続きが終わり、いよいよアリツィアともお別れです。つきっきりで面倒を見てくださったアリツィアのために「森へ行きましょう」をみんなで歌いました。もちろんポーランド語で。そうしたらいつの間にか観客が増え、あろうことか一緒に歌いだす人もいて空港の出発ロビーは大合唱!アリツィアも喜んでくれました。

記念写真 アリツィアにとっても楽しい日々だったと言ってくれてとてもうれしかったです。みんなで記念写真を撮った後、出国しました。見送りながら「また来てくださいね」と言うアリツィア、言われた方は「ありがとう。でも私80歳を過ぎているから次はどうかしら…」「え?!」絶句するアリツィア。そう、最高齢の人に声をかけたんですね。彼女は前回1999年のポーランド演奏旅行にも参加しています。いつも颯爽としている彼女、とても80代には見えません。「さすが日本人…」とつぶやくアリツィア。ポーランドにも日本人の長寿は知れているんですね。たくさんの思い出を得て、名残を惜しみながらポーランドを後にしました。

街角の一コマ 私たちを乗せたオーストリア航空626便はほぼ定刻通りにウィーン空港に到着しました。出迎えてくれたのはノシロさんという男性。これが素敵な声の持ち主。良いバリトンだな~などと思いながら空港を出たら…暑い!!何で9月のウィーンがこんなに暑いの?八王子と変わらないじゃない!この身にふりかかるありえない暑さに呆然としながらバスでウィーン旧市街へ。その後歩き始めて周りをキョロキョロ見回すと、いかにも音楽の街らしい入口を持ったお店がありました。よそ見をしつつ、まずはレストランに直行です。

昼食 日差しがまぶしい…暑い…ようやくレストランに入ったら、なんか狭く感じたのはポーランドが広々していたせいでしょうか。ヨーロッパの旧市街の観光地のレストランはだいたいこんな感じでしたね。そして出てきた名物ウィナーシュニッツェル。手のひらサイズが2枚。これはシンプルなタイプ。でも食べ切れるでしょうか…。ちなみにオーストリアでは物価の関係で食事は前菜またはスープ・メイン・デザートになります。コーヒーや紅茶など食後のドリンクは付きません。ポーランドでタルノフスキェ・グリからワルシャワに移った時にドリンク代が上がったなと思いましたが、ウィーンではさらに上がっています。観光地ですからねぇ。1ユーロ、何円だったっけ?と頭の中をよぎります。ともかくおなか一杯に頂いて、これからウィーン観光です。

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