2014年6月1日

さよならベーケシュチャバ

ホテルスタッフ
歌を聴くスタッフたち

 ホテルに戻り、皆着替えてレストランに集まってきました。ここで昼食をいただいた後ベーケシュチャバを出発します。ここでモニカさんがホテルのスタッフのために一曲歌ってほしいと言ってきました。そう、彼らはコンサートもミサも聴きに行くことができなかったのです。言葉の通じない私達のためにいろいろと気を配ってくれたホテルのスタッフ。今日だって本当ならチェックアウトはもっと早いはず。でも浴衣を着ることになったのでお昼まで部屋を貸してほしいという私達のわがままを受け入れてくれました。心を込めて歌わなくては罰が当たります。モニカさんにOKと伝えたらスタッフが集まってきました。レストランだけでなくロビーやその他あちこちから…。皆が初めて聴く日本の歌は「夕やけこやけ」でした。

乾杯
乾杯!

 食事の前に昨日いただいたワインで乾杯です。実は団長さんも1本いただいていたんです。2本あればたとえ一口ずつでも全員に行きわたります。せっかくだから皆で記念にいただきました。

デザート
グリルバナナ 栗ソースかけ

 今日のランチメニューはタラゴン風味のラグースープ、シーフード入りのフィッシュロール、スタッフトマト、グリルバナナです。昨日応援団が市場で買ってきたというミニトマトもまわってきました。写真はデザートのグリルバナナ。栗ソースがかかっています。バナナと栗、私にとっては初めての組み合わせです。意外ですがおいしかったです。それから今回参加できなかった団員からお餞別をいただいたので今日のドリンク代に使わせていただきました。

ホテル前にて
ホテル前でお世話になった方々と

 荷物をバスに詰め込んでいよいよ出発です。お世話になった方々が見送りに来てくださいました。3日間、充実した交流ができたと思います。ありがとうございました。

車窓
車窓の景色

 ブタペストに向かうバスの車窓には、行きと同じく平原が続いています。さすが大平原の国、と思ったらモニカさんいわく「これは平原というより丘陵です。平原は見渡す限り草だけで木も生えていません」とのこと。山あり谷ありの日本育ちにはピンとこないスケール感です。他にもいろいろとお話を聞きました。ハンガリーの第1外語はついこの間までロシア語だったが最近は英語も学べるようになったとか。道理で英語のできる人が少なかったわけです。それから大学を卒業するには2つの言語で論文を書くのだとか。母国語だけで四苦八苦した私、尊敬のまなざしでモニカさんを見ました。歴史的地理的背景があるとはいえ、2か国語は使いこなせないと大卒にならないのね。私だったら永久に卒業できないかも…。え?富士山にも登った?日本人よりもずっと日本人らしいモニカさん。傑物です。

ガイド兼通訳のモニカさん

 夕方5時半頃ブタペストのホテルに到着。でもまだ外は明るいです。西日になるかならないか位。今夜からこのマリオット・コートヤード・シティ・センターというホテルに3連泊。そういえば初日もここでした。ということはベッドが高くて、トイレも足が届かない生活…。まぁホテルは寝るだけですから我慢しましょう。それに連泊はいろいろと楽ですからね。
 このあとオペラを見に行くK氏は先に食事です。残りのメンバーは一度部屋に入って一休み。今日の夕食はホテルのレストランでバッフェスタイル(いわゆるバイキング形式)です。
 モニカさんが私達と行動を共にするのはここまでです。この4日間本当にお世話になりました。またぜひ日本にいらしてくださいね。

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