2004年5月25日

ストックホルム観光

　優雅な船旅は終わり、スウェーデンの首都ストックホルムに到着です。今日の天気はちょっと不安。どんより曇って時々雨も落ちてきます。大小さまざまな島からなるストックホルム、バスは何回も橋を渡ります。市庁舎、王宮、国会議事堂などなど対岸に見たりバスで目の前を通ったり、広々としていたフィンランドとはうって変わってコンパクトにいろいろ詰め込んだ印象です。本格的な観光シーズン前だったのでまだまだ人出は少なく、ノーベル賞受賞晩餐会が行なわれる市庁舎の中などを、ゆっくり見学することができました。

　一度ホテルに行って昼食です。ここでちょっとしたトラブルがありました。予約のランチはサンドイッチでした。行ってみるとバイキングになっています。添乗のSさんがお店のスタッフに確認したのですがこれでいいのだとのこと。変よね、でもお米があるわね、などといいながらトレーに盛り付け席について、いざ食べんとしたその時、先ほどのスタッフがやってきて、やはりサンドイッチだったので・・・。Sさんが英語でまくしたて、スタッフもなにやら言い訳をしていたようですが、それぞれ盛り付けたトレーは回収され、スープとサンドイッチが運ばれてきました。せっかくお米があったのに・・・。レストランからはクッキーのサービスがあり、トラブルは無かった事に。さあこの後はフリータイム。でも天気がいまひとつだったせいもあり、あまり盛り上がらなかったようです。

　現地ガイドのＭさんにお願いして、世界遺産のドロットニングホルム宮殿（ドロットニングホルムの王領地）の見学ツアーをオプショナルで組みました。電車とバスを乗り継いで小雨の中の見学です。城の内部を見た後は広い庭園を散策しました。

　北のベルサイユとも呼ばれる広い庭園。幸い雨は小止みになっていてゆっくり歩き回ることができました。ピンクのチューリップがちょうど満開で、皆それぞれ花をバックにパチリ、春ですね。
　帰りに何人かは露店市場へ寄ったようです。雨をものともせず足取りも軽く雑踏の中へ。う～ん、元気ですねえ。

　さて、今日で観光を終え、明日先に帰国するメンバーが二人います。やはり11日間留守にするというのは大変なのですね。夕食はホテルで『最後の晩餐』。これまでの日々を振り返りながら和やかな、にぎやかなディナーとなりました。お二人ともご苦労様でした。