2008年6月26日
プラハ観光
おはようございます。朝からなんですが、トイレの水を流すレバーの取っ手が折れました。昨日といい、トラブルの多いホテルです。
今日はプラハ観光です。夕方までトランクはホテルに預かってもらいました。ここまで大きな事故もなく、いよいよ残すところ一日となりました。まずはホテル前でパチリ。
ヴルダヴァ川(モルダウ川)の西岸の丘の上、フラッチャニの丘の上に、プラハ市を見下ろすようにプラハ城が建っています。まずはバスで上まで登ります。バスとはここでさようなら。今日は徒歩観光です。
城壁に囲まれた巨大な敷地には、旧王宮・宮殿・教会などがあり、建物の一部を利用した美術館や博物館があります。
3つある中庭のうち、フラッチャニ広場から第1の中庭に入るところに城門があります。衛兵が直立不動で立っていて、観光客の写真スポットになっています。今回は運良く衛兵交代を見ることができました。
軍事博物館(シュワルツェンベルク宮殿)前のフラッチャニ広場です。ここからプラハ市を見下ろすことができます。
赤い屋根に白い壁。このあたりは緑も多いんです。
川向うの旧市街も見えます。この後歩いていきます。
城内第3の中庭まで来ると、そびえ立つのは聖ヴィート教会。930年に建てられた簡素な教会は、何回かの改築を経て、1344年にゴシック様式の建物にするべく大改築に着手、最終的に完成されたのは20世紀になってからだそうです。気の長い話です。
教会内部にはいくつものステンドグラスがありました。これはアールヌーヴォー様式の画家として知られるミュシャが手掛けたものです。
これはなんでしょう?懺悔をするところです。この中で告白して悔い改めるんですね。
私達が見学している間に、ガイドの節子さんが司祭様と話を付けてくださいました。演奏の許可をもらってくれたのです。まずは『ふるさと』。よく響きます。続けて『はるかな友に』。このころには他のお客さんたちが集まってきて、たくさんの拍手!とても響きがよく、本当に気持ち良く歌えました。教会の方も喜んでくださいました。
気分を良くして教会を後にし、黄金の小道に向かいます。もともとは城内に仕える召使などが住んでいた路地で、現在は土産物屋が並んでいます。皆さん眼の色が変ってみやげ物屋にダッシュ!チェコビーズとか、かわいらしい物もたくさん置いてありました。
再集合して、丘を下りていきます。カレル橋へ向かったのですが…この下りが地獄でした。階段はせまくて急だし、長いし、休むところが全然ないし…石段が前のめりになっているので、すごく歩きにくいんです。滑り落ちそうで怖い怖い!途中の緑地でダウン。みんなでへたり込みました。足をのばしたり、水を飲んだり、とにかく休憩してから、再びカレル橋に向けて歩き始めました。ああ、下りがこんなに大変だとは…
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