2008年6月23日

コンサート開演

館長挨拶 午後4時、GartenhausのKammermusiksaalにてコンサートが開演しました。まずは館長さんのご挨拶です。客席もほぼ埋まっています。中には浴衣に甚平を着た親子連れの姿が。きっと在住の方が来てくださったんでしょう。日本の歌を楽しんでくださいね、と心の中で呟きながら入場しました。

第1部 まずは第1部です。最近のドイツでは休憩なしのコンサートが主流なのだそうで、私達もそれに倣うことにしました。『ふるさと』『花』『夏の思い出』『赤とんぼ』『荒城の月』『竹田の子守唄』『さくら』と続けて演奏します。写真ではわからないかもしれませんが、ライトに照らされて暑いのなんの。汗だくです。昨日との違いに戸惑いながらの演奏でした。

太鼓 続けて第2部の演奏です。『東北のおもちゃ歌』全6曲。2曲目ねぶた祭りの太鼓、こんな横にしか置くところがなかったんです。でも音がするとお客様がどこだどこだと首を動かして探していました。場所はともかくはっぴ姿が決まっているでしょ。

鬼の面 5曲目なまはげの時の鬼の面です。1番は青鬼、2番はお酒を飲んで赤鬼に変わります。これも拍手喝さいでした。

アンコール アンコールはもちろんメンデルスゾーンの『歌の翼に』です。日本語で歌ったのですが、喜んでもらえたようです。

プレゼントの交換 演奏が終わった後、記念にキーホルダーを頂きました。こちらからもお土産を用意してきましたので、館長さんにお渡ししました。たくさんの拍手を頂き、私達のコンサートは無事に終了しました。

 退場する時に呼び止められました。品の良い老夫人、きけば以前日本人のお弟子さんがいたという声楽家の方でした。とても喜んでくださいました。日本に来ていたこともあるそうです。
 会場を出たところで待っていたのは地元の合唱団の指導をなさっている方でした。なにか自分たちに歌える歌の楽譜が欲しいということで、『赤とんぼ』の楽譜をさし上げました。日本人の団員さんがいるので、読み方は大丈夫という話でした。歌の内容はプログラムに解説が書いてありましたから、歌の心も理解していただけたのではないでしょうか。

中庭で集合写真 着替えて中庭で記念撮影です。疲れたけれど充実した2日間でしたね。

バラ 中庭で咲いていたバラです。まだ咲いていてくれて良かった!これの分身が家にもあるんです。記念館設立の功労者ゆかりの方から分けていただいたものです。うちでは鉢仕立てにしていますが、地植えにすると大きな株になるんですね。花が重たいほどついていました。八重咲きの、ピンクのバラ。庭のあちこちで咲いていました。

 バスに乗って今夜のホテルに移動です。ここはレセプションが7階でした。ここでトラブル発生!間違えて3階に降りた団員達が、戻れなくなってしまったのです。3階はアミューズメントフロアで、時間が来ると閉鎖されます。もちろんエレベータも止まらなくなるんです。ちょうど時間のはざまだったんでしょうね。うっかり3階に降りたものの、その後エレベータは通過してしまってどうしたらいいかわからない。添乗員と通訳は7階でチェックインの手続きに追われていました。そこへ荷物を運んできたバスの運転手ケナンさん。事情がわかるとOKと言って救出に向かってくれました。関係者用の通路から助け出してくれたようです。良かった良かった。
 おちついたところでベルンブルクの市長さんに頂いたお土産を分けました。道中バスの中でくじ引きをし、番号の小さいくじを引いた人から好きなものを選んでいきます。以外(?)にも一番先になくなったのはCDでした。

 戦い(?)済んで日が暮れて(実際はまだ明るかったですが)、今日の夕食は中華です。ドイツ料理がどんなにおいしくても続けば飽きますからね、楽しみにしてたのですが…な、何これ?これを中華と言ったら中国人が怒りのあまり憤死するかもしれないという代物でした。どちらかというとタイかベトナム風ですね。無国籍アジア風料理とでもいえばいいでしょうか。実はここ、メニューに寿司もあったんですよ。一体どんなものが出るんでしょう…。
 とにかくみんなで乾杯し、無事にコンサートが終わったことに感謝し、さあ、明日からは観光です!

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