2008年6月22日

うちあげ会

市長のあいさつ コンサートが終わると、そのまま市役所に直行して打ち上げ会です。ありがたくも市役所の主催で行われました。まずは市長さんの挨拶。コンサートも聴いてくださって、とても好意的に接してくださいました。

お土産の詰まった籠 とてもお話の上手な市長さんで、私達へのお土産もユーモアたっぷり!これ、両腕いっぱいに抱える大きさの籠なんです。中身は市長さんいわく「皆さんのおなかに付く栄養と、心に付く栄養」。わかりますか?たくさんのお菓子。甘いものです。そしてCDが数枚。笑いいっぱいのお土産です。

おおるりの挨拶 つづいて母の挨拶です。コンサートに参加できたこと、たくさんの皆さんの協力でここまで来たことなどに感謝の意を表しました。もちろんこちらもお土産を持ってきました。市長さんやその他お世話になった方々、アミキ・カルミニスにも。双方からそれぞれお土産を交換し合い、後は少々軽食を楽しみながら歓談のひと時です。少し座が和んだところでおおるりの団員が日舞を披露しました。珍しかったのでしょう。皆さんせっせとカメラを構えていました。実は昨日の昼食会用に茶道・書道・日舞と出し物を用意したのですが、いかにせんレストランは狭すぎる。そこで日舞だけ打ち上げ会に回したのです。大正解でした。とても楽しんでいただけたようです。市長さんは特にご機嫌で、両手にシャンパンを持ち、おおるりのメンバー一人一人に注いでくださいました。いくら男性が注ぐのがマナーの国とはいえ、市長さん自らとは…これにはウヴェさんたちも驚いていました。滅多に無い事だそうです。

署名する母 そうそう、市の歴史をつづった記念帳にサインを求められました。ヨーロッパでは歴史を非常に重んじ、重要なことは専門の記念帳に書き記す風習があります。私達の来訪はベルンブルクの1200年の歴史にまた一つ加わった良き事として、長く刻まれることになりそうです。代表して母と私がサインしました。

市庁舎前で 最後に市庁舎前で写真を撮りました。みんな晴れ晴れとした顔をしているでしょう。私達のベルンブルクでの演奏会と親善交流は大成功に終わりました。

 さて、ホテルに向かうバスの中、私は一つの決断をしなければなりませんでした。明日の予定に関してです。明日は午前中クヴェトリンブルクという小さな町を見学してからライプチヒに行き、そこでもう一回コンサートを行うことになっています。世界遺産もある小さなきれいな街クヴェトリンブルク。団員の方からここへ行きたいと言われたのは、まだライプチヒでのコンサートの話が出る前でした。予定表を組んだ段階でも大丈夫だろうと考えていたのですが…。予想以上に体力を消耗していること、なるべく早くライプチヒにはいったほうがリハーサルをする時間がとれることなどを考慮し、泣く泣くクヴェトリンブルクをカットすることにしました。楽しみにしていた皆には気の毒ですし、多少のキャンセル料も発生するのですが、コンサートのためにはその方が良いと判断したからです。明日のコンサートは私達だけの単独で行うコンサートです。いい加減な演奏になったら大変です。皆さんにお話しして納得してもらいました。
 続けてもう一つの問題。モーニングコールです。なんと機械が壊れて、しかも土日は技師がお休みなので修理できない、このままだと明日の朝も同じ時間に鳴るというんです。冗談じゃありません!支配人さんに電話の線を抜いてもらうことになりました。やれやれ…。

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