2008年6月21日

シュロスベルクフェスト

　昼食会の後は夕食までフリータイムです。せっかくなのでフェスティバルの他の催し物を見学できるよう、オプションを組んであります。ホテルで休憩したい人を除いて『バスガイゲンガラコンサート』を見学させていただきました。バスガイゲン、つまりコントラバスのコンサートです。残念ながら私は行かなかったのですが、行った人の話ではとても楽しいコンサートだったそうです。１０人以上の老若男女すべてがコントラバスを演奏、腕もまちまちで、和やかな雰囲気の笑いいっぱいのコンサートだったとか。フェスティバル、お祭りですからね。ちょっと堅苦しく考えていた我がコーラスおおるりの面々も、これを聴いて一安心したんだそうです。

　コンサートの後、お城やホールなどを見学させていただいたそうです。本当は午前中に回る予定だったのですが、時間の都合で行けなかったのです。オプション参加組、ラッキー！

　さて、この私達が参加する「シュロスベルクフェスト」は、コーラス・演劇・ダンスなど多岐にわたる芸術と文化の祭典です。以前はバラバラに行われていたようですが、2000年以降統一して行われるようになり、ベルンブルク全体でこのフェスティバルを盛り上げているそうです。期間中は劇場や音楽学校、教会などで様々な催しが開催されます。今までにチェコなどヨーロッパの奏者が参加したことはあるそうですが、アジアからは私達が初の参加となりました。地元合唱団アミキ・カルミニスとの交歓演奏会は、なんとフェスティバルの最後！トリを飾ることになっています。役所やフェスティバルスタッフをはじめベルンブルクの人たちがいかに私達を歓迎してくださっているかがわかります。良いコンサートになるよう頑張らなくては。