2008年6月21日
ベルンブルク観光
練習が終わるとウヴェさんやミロスラフさん達、プロジェクトのスタッフが待っていました。ベルンブルクの街を観光するのも交流の一つです。特にウヴェさんはこの街のことを知ってもらうことに情熱を注いでいます。見せたいもの、知ってほしいものがたくさんある!と意気込んでいます。
ホテルを出ると目の前には私達が使っているバス。フロントには日本とドイツの国旗が貼ってあります。このバスは運転手さんのケナン氏とともにベルリンから同行、チェコに行くまでずっと一緒です。
しかし今日の観光は徒歩のはず。ということはこのホテルにはバスの入る駐車場がないのかしら?
さて、ベルンブルクはベルリンの南西167キロに位置し、人口は3万数千人。街の中をザーレ川が流れ、小さいけれどきれいな街です。2年前の9月には1200年の歴史を祝う行事があったといいますから、古い歴史を持つ街です。
まずは聖マリア教会。ホテルの近くの古い教会です。
メインストリートを歩いて行くとニコライ教会が見えてきます。道中の建物は修復中のものもありました。由緒ある建物には説明のプレートが付けられていました。
ここにも車社会はやってきています。それでもこの静かな街並み。土曜日ということもありますが、普段喧噪の中で暮らしている身にはうらやましいくらいの穏やかな時間が流れています。
あちこち歴史ある建物を見て歩き、修道院の跡に到着です。中庭には学生の作品が飾ってありました。
ここは昔はクアハウスだったそうで、現在は健康センターのようなことに使っているそうです。とにかく古い建物が多く、またそれを大切に活かして生活しているのがよくわかります。
ここまでで約1時間半歩いています。石畳の道を1時間以上…そろそろ母の目つきが険しくなってきました。あまり疲れてしまうとこの後の予定に差し支えます。ガイドの和子さんに注意を促したのですが、ウヴェさんは説明をしながらすたこらと歩く歩く…街の紹介に夢中です。困ったな~…
ザーレ川を船で渡ります。船長さんが気を利かせて少し遠まわりをして風景を楽しませてくれました。
対岸にそびえたつのはベルンブルク城。この後登ってお城と博物館の見学の予定だったのですが、時間オーバーです。次の予定に食い込んでしまいます。仕方なくお城は諦め、バスに迎えに来てもらってホテルに帰りました。すぐに着替えてこちらの合唱団との交流会に行かなくては!
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