2008年6月20日

ベルリン観光

　ドイツでの最初の朝です。朝食を終え、部屋で荷造りをしていると何やら外から聞きなれた声がします。窓を開けると外にはさっそく散歩を楽しんでいるメンバーがいました。カメラやビデオを手に、付近を回っているようです。怪我しないでね～と老婆心ながら声をかけました。今日はまずベルリンの観光をして、午後から交流地ベルンブルクへ移動する予定です。

　ホテルを出る前に集合写真を撮ります。これから何回集合写真を撮ることになるかしら。最後まで欠ける事無く、明るい笑顔の写真が撮れるといいな。

　バスでベルリン市内に繰り出します。最初はベルリン大聖堂にやってきました。

　大きすぎてとてもカメラに収まりません。そばには旧博物館もありましたが、何といっても中庭の広いこと。緑の芝生のまぶしいこと。とてもさわやかな気分になります。

　ホテルの前もそうでしたが、このあたりの街路樹は菩提樹が多いようです。八王子ではあまり見かけないので、ドイツに来たんだなあと実感します。

　次はジャンダルメン広場。ここはベルリンで一番美しい広場と言われています。正面にはコンツェルトハウス（旧シャウシュピールハウス）があります。ここは作曲家ワーグナーが自作の『さまよえるオランダ人』を自ら指揮したこともある由緒ある劇場です。

　劇場右手にはフランス大聖堂。そして振り向くと？

　劇場左手にはドイツ大聖堂、左手にはドイツ大聖堂。この二つは対になっていてそっくりでした。

　ベルリンフルハーモニー本拠地や楽器博物館はバスの窓から眺め、ブランデンブルク門にやってきました。東西に分裂していた時代は壁のすぐそばだったため、この門をくぐることはできなかったそうです。現在はベルリンのシンボルです。前の広場にはたくさんの大道芸人が集まってきていて、観光客を楽しませていました。
　ところでバスであちこち巡っていたら、「鯉のぼり」を立てている建物を発見！なぜ？何とそこは水族館なのだそう。なるほど。よく見ると、コイは3匹泳いでいましたが、吹き流しは付いていませんでした。

　この他連邦議事堂などを遠巻きに見たあと、「壁」に到着。現在は一部が柵に守られて残っているだけです。

　このあたりの街路樹はプラタナス。ずっと歴史を見続けてきた木は、今年も身を実らせていました。

　　あちこち見ていろいろ聞いて、果たしてどのくらい頭に残っているかと訊かれると、とても心もとなくなります。とにかくドイツのランチを楽しみましょう。昔の城壁があった所にあるレストラン。マッシュルームスープに続いて出てきたのは巨大なロールキャベツ。手のひらサイズ。ドイツのキャベツは大きいのね。フルーツサラダも楽しんで、いよいよベルンブルクへ出発です。