2008年6月19日

遠い…

 今回も私達「コーラスおおるり」の演奏旅行を支えてくださるのは国際文化交流センター(ICEC)です。添乗員はいつもの佐和子さん。合唱団員と応援団合わせて30名。指揮者の母とピアニストの私。総勢33名のツアーです。10時に全員集合し、演奏旅行のスタートです。
 まずはトランクを預けます。びくびくしながら量りの上に載せます。一応20キロまでOKですが、いつもギリギリか多少オーバーする私。19.8キロ。セーフ!
 次は手荷物とボディチェックです。これが大変。最近はテロを警戒し非常にチェックが厳しいのです。液体の持ち込みは厳しく制限され、ボディチェックセンサーも感度抜群!ちょっとしたことでセンサーがピーピーなります。さんざん係員がさわった挙句、なんで鳴ったのかわからない、ということも。とにかくここですごく時間がかかりました。
 この後は出国。ここまでくれば一安心。あらら、さっそく免税店に入っていく団員が…液体はだめですよ~。搭乗時間に遅れないでね。海外旅行が初めてという団員もいます。すでにはしゃいでいる人も。とにかくドイツへの期待を胸に、エールフランス航空275便は定刻12時に成田を飛び立ちました。

 ヨーロッパは遠いなあと感じるフライト時間。経由地のフランス・パリまで11時間40分くらい。昔に比べれば飛行機の設備も良くなって、映画を見たりゲームをしたりできますが、興味のない人には長い長いパリへの道。私も本を持ち込みましたが、後は食べるか寝るかしかすることがありません。やれやれ…。
 パリに着いたら外はびしょびしょ。スコールです。なんだか蒸し暑くて嫌な感じ。とにかくこのシャルル・ドゴール空港は広いんです。シャトルバスに乗り、延々歩いてようやく入国審査。目的地はドイツですが、最初に降りたところでEUの入国になります。その後また手荷物検査にボディチェック。乗り込んだAF-2534便は定刻より少し遅れてパリを離陸。ドイツ・ベルリンまではだいたい1時間半のフライト時間。ここからは日本人のフライトアテンダントはいません。海外へ来たと実感します。
 ベルリンに着陸したのは午後8時40分過ぎでした。まだ結構明るいです。トランクを受け取ってホテルへ…え?数人分トランクが出てこない!まさかどこかに紛れたかパリで積み残したか…真っ青になる私たち。係員のおじさんに詰め寄ったら、おじさん大丈夫とばかりにOKサイン。しばらくしたらゴトゴト音がして、ふたたびベルトコンベアが動き出し、無事トランクと再会できました。どうもベルトコンベアが詰まっていたようです。良かった良かった。
 私たちを現地ガイドの浜田和子さんが出迎えてくれました。彼女にはここからドイツにいる間ずっとお世話になります。よろしくお願いします。

 長~い道のり、ようやくドイツに到着しました。今日はこのままベルリンに一泊します。ホテルに着いたのは10時過ぎ。部屋のかぎを受け取り、明日の打ち合わせをして、長い一日が終わりました。そう、ドイツと日本では時差が7時間あります。だから今日は31時間あったんです。本当に長い一日でした。

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