コーラスおおるりのスロヴェニア旅行まで二週間になりました。旅行会社から行程表などの載った旅行のしおりが届き、いよいよだと実感。練習は追い込みです。暗譜は出来て大体歌えているのですが、どうしても下がってくる曲があります。決して高い音ではないのですが、出しにくい音程なのでしょうか。練習はあと2回。なんとかピッチを引き上げてきれいに歌いたいです。

　今回私達が参加するコンサートの正式な名称は「第一回混声合唱団イヴァン・ツァンカル・ヴルフニカ国際合唱祭『青空の下の赤い花』」といいます。7団体総勢180名で行うコンサート。はたしてどんなコンサートになるのやら。

　札幌在住の友人が久しぶりに都内のコンサートに出演するので聴きに行ってきました。今回感じたのは音色が豊かになった事。もともと上手い人でしたが磨きがかかりました。彼女は大きな怪我をして一時演奏ができなくなったことがあります。それを乗り越えたことも音楽に大きな影響を与えたようです。芯の強さと深さを感じました。持ち時間20分ほどだったでしょうか。じっくりと聴きごたえのある演奏でした。
　よく、ピアノは猫が踏んでも音が出る、誰が弾いても同じ、という人がいますがとんでもありません。音色はその人の音楽の表れ。10人いれば10通りの音色があります。今回もソロ・伴奏で何人ものピアニストが演奏しましたが、みんな違いました。同じ楽器で同じホールでこうも違うかと。また、それぞれの演奏家の違いにこたえられる楽器は良い楽器という事です。いろいろ勉強になったコンサートでした。

　今週は水曜日から一気に暖かく（暑く？）なりましたね。写真はコールヒルの練習会場のある公園。桜吹雪に桜のじゅうたん。休憩時間に花見を楽しみました。

　木曜日はコーラスおおるりの練習日。練習会場前の浅川の両岸が満開の桜！こちらも花見をしたかったのですが残念ながら時間がありませんでした。この日は旅行の説明会。旅行会社の担当者が来ていろいろ説明をしてくれました。コーラスおおるりはこの会社ができた時からのお付き合い。今度のスロヴェニア演奏旅行が10回目です。桜の写真を撮って交流先の合唱団に送ると言っていました。日本の桜を楽しんでいただけるといいのですが。今回は7つの合唱団が合同で行う国際合唱祭。なのでいつもより持ち時間が少ないのですが、ちゃんとプログラムに「さくら」を入れました。花に負けないくらいきれいなハーモニーを披露できるよう頑張ります。

　昨日今日と暖かくなり、桜が一気に咲き出しました。昨日はコールヒルの練習日。練習会場の公園の桜はもう待ちきれないとばかりに咲き誇っています。ようやく丘の上にも桜前線が到着したようです。

　今日はあちこちの小学校が入学式だったようです。今年は満開の桜の中での入学式。良かったですね！

　新年度は氷雨で始まりました。まだまだレッスン室のエアコンは稼働中。着る物もセーターで春物の出番は来ません。うっかりダウンコートを早々とクリーニングに出してしまい後悔しています。今日はいくらか気温が上がりましたが、空気が春になるのはもう少し先でしょうか。都心では桜が満開だとか。ここは東京の西の果て。しかも丘の上。桜の見ごろは都心から遅れること一週間といったところでしょう。
　この時期は「さくら」「花」「おぼろ月夜」といった歌をコーラスで歌います。季節の歌を楽しむのもコーラスの醍醐味。毎年歌っているので2～3回歌えば思い出す…はず。桜が満開になるのと歌が出来上がるの、どちらが先かしら？